GW限定記事:【ボーカルMIX実践編その1】一番最初にやるべき『音量バランス調整』とそのやり方を解説します。

限定記事

こんにちは!こまです。

今回は、
「ボーカルMIXをやってみよう!」
シリーズ1弾目です!

この記事は
実際にボーカルMIXを

記事を見ながら
一緒にやってもらうことで

体系的に
ボーカルMIXの勉強が
できるものになっています!

手元にオケとボーカルの
素材がある人は

実際にDAWに読み込ませて
この記事を追いながら

実際にMIXをしてみましょう!

今回は
「ボリューム調整、波形編集」
についてです。

この記事を最後まで読むと
音量バランスについての

土台になる部分が
理解できるようになります!

音量バランスというのは
ボーカルMIXの土台です。

つまり、一番大事な
要素となっています。

これが理解できると
あなたのボーカルMIXが

クオリティー上がること
間違いなし!!

良い歌に良いMIXをして
最高な音楽作品を
作れたら楽しいですよね!

ファンが増えて
作品へのコメントも
たくさん増えたら

より活動への意欲がわいて
もっともっと音楽したい!

というワクワクした気持ちで
毎日を過ごせる

こんな最高の人生が
待っています!

逆に音量バランスについて
ちゃんと理解できないと、

あなたのMIXが
土台から総崩れしてしまいます。

音量バランスが
最適でないと

MIXがいつまでも
完成せず、

「なんか違う…」
「なんかしっくりこない…」
「やっぱやり直そうかな…」

こんな気持ちが
頭の中を巡り続けます。

その結果、
「自分には才能がないのかな」

「やっぱりボーカルMIXは
無理だったんだ」
とあきらめてしまい、

いつまでもボーカルMIXが
できないまま、

音楽活動自体が
嫌になっていく

音楽活動を諦めて
音楽のない生活になったり、

音楽で輝いている人に
嫉妬したり非難したり…

そんな悲しい人生を
おくってしまうことになります。

それが嫌だ!という人は
最後まで読んでみましょう!

実は僕も過去に
ボーカルMIXでたくさん
失敗してきました。

どんなに頑張っても
出来ないことばかり、

「コンプ?EQ?サチュレーター?
 なにそれ?どういうこと??
 何をすればいいの?」

こんなことを毎日思って、
時には音楽が嫌いになりそうな
日もありました。

そんな僕がスランプから
抜け出したのは

これから話す内容を
知ることができたからです!

これを読んでいるあなたも
ボーカルMIXにいろいろな悩みを
持っているはず。

色んなプラグイン、
色んなMIXの情報
たくさんありますが、

一番大事なのは何か
まず最初に何をすればいいのか
この記事にすべて書き記しました。

本気でボーカルMIXが
出来るようになりたいという人は
最後までお付き合いください。

今回の記事は
途中までは無料ですが、

音量バランスの詳しいやり方
などについては有料になっています。

それではまず
この記事で解説するのは

『音量バランス調整』と
『波形の編集』についてです!

こちらのサンプルは
ビフォーアフターです。

音量バランスを調整すると
楽曲の聞こえ方が
こう変わります。

↓音量バランス調節前

↓音量バランス調節後

調節前の音は
フェーダーを一切動かさず
波形の持つ音量そのまま

調節後の音は
フェーダーだけを使い
音量の調節をしました。

どんな変化を感じましたか?

僕がどんな操作をしたのかは
これから解説していきます!

なぜ音量バランスを調整するのか

まず、僕はボーカルMIXの
順番を決めています。

一番最初に必ずやるのが、
この「音量バランスの調整」です。

なぜ一番最初に
音量バランスの調整を
するのかというと、

「音量バランスが
すべての土台になる」

からです!

そんな大事じゃなくない?

こう思ってしまう人は要注意。

めちゃめちゃ大事な部分です。

ボーカルMIXは
音量バランスが全てです。

どんなにEQを使っても
どれだけコンプレッサーを使っても

どんなにリバーブをセンドしても
ディレイを入れたとしても、

最終的には音量バランスが
作品の聞こえ方を決めます。

どんなにいいプラグインを
大金かけて買ったとしても

音量バランスが悪ければ
聞こえ方は悪くなります。

どんなにいい倍音が出る
最高のプラグインを使おうとも

ボーカルの音量が極端に
小さかったり、逆に大きすぎたら

すっごく聞きずらいですよね。

その音量バランスを
僕は最初に決めてしまいます。

そして、
『一度決めた音量バランスは崩さない』
というのが鉄則です!

理由はシンプルで、
音量バランスがずれるから
です。

とくに世の中にあるプラグインは
「通すだけで音が良くなる」
と言われるものがたくさんあります。

そういうプラグインこそ
使うときは気を付けてください!

単純にプラグインの中で
EQがかかっているだけだったり、

出る音が大きくなるように
最初から設定されていたり
するものが多いです。

人間は大きな音ほど
「良い音だなぁ~」
と錯覚します。

なので、そういったものに
惑わされてもすぐに気づけるよう、

最初に音量バランスを決めて、
そこからはなるべく
バランスを崩さないようにしましょう!

音量バランスの整え方

さて、実際に音量バランスを
決めていきましょう!

使うのは「フェーダー」
波形のフェーダーです。


フェーダー


波形のフェーダー

まずはフェーダーから!

波形を読み込んだときは
全て0dbですよね?

このままだと
オケが必要以上に
大きかったり、

逆に小さすぎたり
してしまいます。

これを調整していきます!

音量バランスを整えるときは
これを意識してください!

「ボーカルがオケより
一歩前にいる」

どういうことか
分からない人も
いるかと思います。

ちょっと試してほしいのですが、

オケの音量は全く動かさずに
ボーカルのフェーダーだけ

上下に動かしながら
再生してみてください。

ボーカルの音量が
上下しますよね。

これを、音量ではなく
「距離感」を意識して
聞いてみましょう!

画像

すると、
音量を下げたら
ボーカルが後ろに遠のくように聞こえ、

音量を上げたら
ボーカルがこっちに近づいて
まるで目の前で歌っている

そんな風に聞こえてきます。

そうやって聞くことが出来たら
距離感の感覚がつかめている証拠です。

この距離感が、
めちゃめちゃ重要に
なります!

この距離感の感覚を
掴めるようになった上で、

先ほどの
「ボーカルがオケより
一歩前にいる」

というバランスを意識して
フェーダーを動かしてください!

どうですか?

以前よりも
しっくり来たという人が
多いと思います。

「いや、なんかよく分からん」

という人もいるかもしれません。

大丈夫です!

この感覚はすぐ完璧に
習得できるものではないので、

なんども試しながら
身体にしみこませましょう!

そして、完璧を目指す
必要は全くありません。

60点ぐらいの出来栄えで
次に進んで大丈夫!

僕も最初はそれぐらいの
クオリティーで
次の工程へ進んでいました。

それを繰り返していくと
だんだん70点、80点、90点を
目指せるようになります。

画像

フェーダー操作はここまでです。

もう動かさなくて大丈夫です!

そしてもう一つ、
波形の編集。

これは、録音した声の中で
「ここだけちょっとうるさすぎる!」とか

「ここだけ音が極端に小さいな」
という部分を切り取り、


音が大きすぎるところを選択


波形のフェーダーで音を下げる

その波形だけ
音量を変更します!

これをすると、
通して聴いた時に

音量に関する違和感が減ります。


波形の大きさが変わった!

ですが、これはあくまで
波形の音量差が極端な時にだけ
使うようにしてください!

細かな調整は
まだやらなくて大丈夫。

音量バランスについては
以上になります!

さいごに

今回は
音量バランスについて
お話ししました。

いかがでしたか?

音量バランスは
MIXの中で一番大事な要素です。

バランスの感覚が
ついている人と付いてない人は
MIXのクオリティーが全く違います。

そしてこの感覚は、
日常の中で鍛えることができます!

鍛え方は簡単です。

これから聞く音楽、
世の中で流れている音楽、

全ての音楽にを聴くときに
「オケとボーカルのバランス」
に全感覚を集中してください!

これをするだけで、
音量バランスに対する耳の感度が
爆上がりします。

僕が音量バランスを
綺麗に整えるようになれたのは

これをやったからです。

ですが、これを僕が言って
実際に行動するのは2割。

継続する人は1割以下です。

つまり、継続するだけで
上位10%になれます。

ぜひやってみましょう!

今回の記事はここまで!
次の記事でお会いしましょう!

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